レモンサワーを押し出してみる
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サクラダファミリア
以前も紹介したSumikaの2017年ベストアルバム「Familia」をTSUTAYAでレンタルしてきた。
初めてTSUTAYAでレンタルしてきたのだがレンタル会員として登録してきたがTポイントカードをさっそくなくしてしまった。
他人がこういったミスをすればイライラするのに自分は平気でやってしまうのだ。
人間なんてこんなもの。
で、今回はFamiliaの各曲について自分の記憶の意味を込めて書いていく。
Answer
非常に爽やかでライブのオープニングでも使えそうな曲だ。
時間が短いからなおさらオープニングにあっていると思ってしまう。
Sumikaのことを知らなくて短いから楽しめる。そう。ポイントは短いのだ。
短すぎて何を言いたいのか…でもいい曲だよ。
明るい曲だからどうにかなっている。
春風
春風というだけあり春をイメージできる一曲になっている。
こんな書き方では音楽評論家は満足しないけどこれでいいだろう。
僕は評論家ではない。
春風は遠く離れた誰かに届けている曲なのだろう。
それか自分が遠くに行ってしまったのだろうか。
どちらにしても心に安らぎを求めている歌だ。
Lovers
Sumikaの中でも有名な曲だ。
Youtubeでも再生回数が付いていて多くのフェス会場でも演じている。
結婚に向けて色々と周りを見てから決めてくれという内容。
浮気してよそ見して最後の最後に私を愛してねと言うメンヘラモード全開。
B5の紙に思いを書き殴っている段階でなかなかやばい状況だがSumikaはこういったやばい状況をうまくごまかす方法を知っている。
KOKYU
このアルバムの中で一番評価できない。
「呼吸」について歌っているかと思ったら中盤から
「吸う吸う 吐く吐く」のエンドレスループへ突入。
もうなんの話だか読めなくなってくる。
最初「シューシューハクハク」と聞こえて忍者の歌かよと思った。
Someday
ハワイアンな音楽や夕焼けに合いそうな曲を何十曲も集めるとこんな歌になる。
まだこの当時のSumikaには早かったようで作りは正直甘い。
歌詞はコーヒーを挽いて飲むだけ。
スターバックスかドトールに彼氏がいる彼女には丁度いい歌なのだろう。
あぁ気味が悪い。
育てていた「アネモネ」という花と自分の失恋を重ねあわす失恋の基本を忠実に守っている。
アネモネが咲いた頃に自分の不甲斐なさを感じるところもまた基本に忠実だ。
こんな曲を書けば世の女性たちが「わかるー」と謎の合唱を唱えてライブハウスに足を運びお金を落としてくれるのだろう。
歌いながら「アネモネ」と「ダメダメ」で韻を踏むのはフリースタイルダンジョンが流行った2017年らしいと言える。
ここから見える景色
付き合っていた二人が結婚するまでに乗り越えてきた様々なトラブルを走馬灯のように紹介している曲。
アルバムに一曲くらいファミリー感ある曲入れておくかとプロデューサーたちで話し合った結果がこの歌だろう。
当たり障りないコード進行とメロディー進行で確実にメジャーデビュー歌手の仲間入りと言える一曲になっている。
「君と僕」と一生唱えている。
ピカソからの宅急便
Instrumentalなので割愛
MAGIC
Loversに続いて人気のある一曲。
一瞬どっちがどっちの曲だかわからくなるほど似ている。
この2曲だけでSumikaは一生生きていけるのではないだろうか。
そう。
Aqua Timezのように。
「ダンスダンス」と繰り返す歌詞は最近の音楽史に乗るだけ乗っている感じを受ける。
新加入したキーボード・小川貴之が作曲している。
だから今までのSumikaらしさよりも血迷っていた頃のMrs.Green Appleの雰囲気がする。
ギターソロがメインに出ているが小川作曲の曲をギター・黒田は本当に弾きたかったのだろうか。
またアイデンティティというワードは曲中に一回も出てこない
Summer Vacation
小川が同じく作曲しているが個人的には結構好きだった。
夏の夕方が大好きな人間にはもってこいの一曲。
そんな短い時間を好きになる人は少ないけどね。
とぅるとっとっとぅーのエンドレスで頭湧いてしまいそうな人は聞かないように。
一つ一つ夏の世界観を言葉で表現しているのがポイント高い。
sumika / Summer Vacation【MUSIC VIDEO】
まいった
Familiaの中で隠れた名曲。
理由は一番無難だから。
誰からも嫌われない曲だし、どんな場面でも使えそうな曲だ。
歌詞では
「君のこと忘れられないし名前も覚えているよ。SNS社会だと検索すればすぐ見つけることができるから今でも繋がっているね。でもでも検索しないからね」
というネットストーカーだ。
しかし、Sumikaは女性からの人気が半端ではない。
ネットストーカーにならず良い歌詞だと思われるような人間に僕もなりたい。
「伝言歌」
別れる話を進めながら彼女？彼氏？が相手へ向け
自分の半分はあなたと一緒にいてつくられたと言っている。
付き合った人や周囲の人の影響を受けて人間形成はされていく。
それをこの伝言歌で表現している。
伝えることは大切だ。
特に自分の大切な人ならなおさら。
Door
Greeeenのような歌詞を歌っている。
実際聞かなくてもいい。
心の扉開けて自分に自信持って、心の扉開けて歩き出せと永遠背中を押してくれる。
背中を押されすぎてもっと前にいる人に迷惑がかかりそうだ。
この世は順番があり、順番待ちは必要不可欠。
かんばるのは大切だが他人に迷惑をかけない程度に頑張ろう。
実際、ひどい評価をしている部分もあるが正直Sumikaは評価している。
すごいバンドだとは思う。
ここまで頑張ってきたバンドはいないだろうし
機材が盗まれたことを引っ張らないバンドも珍しい。
GW後半はゆっくりできている。
だけどやることはしっかりやろう。
レモンサワーを飲みながら。
