【すき家vs吉野家】給与からみる牛丼2大ブランドの分かれ道!
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吉野家もすき家も牛丼大手チェーン店だ。もちろん両社とも牛丼だけで運営をしているわけではない。
吉野家の運営会社・株式会社吉野家は『はなまるうどん』を始め飲食店を展開している。
すき家の運営会社・株式会社ゼンショーは『なか卯』『はま寿司』『ココス』を展開し同じように飲食店運営で財を成した。
この両社が牛丼界ではトップ2企業になるが吉野家とすき家には大きな違いがある。
それが賃金・労働環境だ。
最近吉野家とすき家に味覚の奪い合いをされている桐生なりに吉野家とすき家の違いについて考察していく。
すき家は店舗数が多い
すき家は国内における店舗数が吉野家に比べて多い。国内に1900店以上展開するすき家と、1200店超の吉野家。店舗数の差が約700店は大きい。
しかし海外へ目を向けるとそうでもない。海外へ進出しているのはすき家よりも吉野家の方が多いのだ。
中国国内に約200店舗、東南アジアやアメリカに700店舗。
これは外国人客が訪日の際に吉野家を利用する確率を上げる作戦だろう。今や日本人客だけではなく外国人客にも目を向けることが大切だ。
すき家は店舗数に比例した売り上げ
すき家の方が店舗数が多いので売り上げも必然的に多くなる。すき家はなか卯もグループ企業になっているが吉野家に比べると売り上げは上になる。
価格設定はすき屋も吉野家もそこまで差がないように見受けられるがどこで差がついているのだろうか。
それが店舗数と賃金だ。
吉野家はすき屋よりも年間100万円賃金が高い
年間100万円の差はどうだろうか。月にしてみれば9万円弱
この100万円のおかげですき屋よりも吉野家の店員の方が勤続年数も長いというデータが出ている。
勤続年数が長いということは新しく教えることは少なく済み作業効率が良いと言える。
すき家は賃金が低く、労働環境が悪いため深夜のワンオペ問題などが出てきたのだろう。
牛丼の種類/味(個人的主観)
ここからが本題。
牛丼会社のバックグラウンドは少し置いておき、実際にお客さんへ還元される味や種類はどうなのだろう。
すき家の方が種類は多い
最近、吉野家も鳥丼やネギ牛丼など変化球の牛丼を作っている印象。
しかし、そう言ったいわゆる変わりダネ牛丼の先駆けはすき家だ。
すき家のネギ玉牛丼、チーズ牛丼、キムチ牛丼などは独自開発されていて想像するだけでお腹がなる。
すき家の方が豚汁がうまい
すき家と吉野家で比較した時に顕著に違いが出るのは「豚汁」だろう。
すき家の豚汁は絶妙なバランスで七味を入れると七味の香りが広がる。
一方、吉野家の豚汁は豆腐が入っていて豚汁よりかは味噌汁に豚肉を入れているだけの印象が強い。
吉野家のサラダは美味しい
吉野家とすき家の設備面での違いを挙げると吉野家はドレッシングが小分けで提供され、すき家はドレッシングがボトルで常備されているということ。
別にどちらがいいわけではないが好きな量を好きなだけかけることができるすき家の方がヘビードレッシングユーザーにとっては良いだろう。
すき家はできたものを冷蔵庫の中でキンキンに冷やしてくれるが吉野家は丁度良い。
キンキンに冷やしていいのはビールジョッキだけだ。
最終的には牛丼でもフォアグラでもうんこになって出てきてしまう。
すき家でも吉野家でもうんこになるし、消化しきらなければ吐瀉物になるだけだ。
皆さんはどっちの「家」が好きだろうか。