おもてめん。うらめん。

歯医者になりかけのフリーライターです。

なにも無いんじゃ仕方が無いん!

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夢は逃げないけれど、追いかける必要も無い

なにかの書評でBCリーグについて書いてあった。

BCリーグとはプロ野球の下部リーグのことだ。

 

サッカーにJ1.J2.JFLがあるのと似ていて

プロ野球にはNPBの下部リーグとしてBCリーグというのが存在している。

 

簡単に言えば全国区のプロ野球選手になれなかった人材を集めた地域密着型プロ野球だ。

 

実際にBCリーグに来る選手は

高校野球でベスト4などまでいった経験

プロ野球の育成枠から解雇された

・いつまでも現役にこだわっている名前だけ売れた元一流プロ野球選手

名前だけはプロ野球選手だが実際には「プロ野球選手になれなかった人」たちだ。

 

名前だけプロ野球球団なだけあって年俸(給料)は支払われている。

月15万〜30万円程度が6か月分だけ支払われるという球団がほとんどだ。

 

年収にすれば90万円〜180万円

 

この年収を見て何を感じるだろう。

 

「生活できない」「歳をとったらどうなるか」「子供にはさせたくない」

これが一般的な考え方だろう。

 

でも、彼らは決してそうは思わない。

 

なぜなら彼らは「野球」しかやってこなかったからだ。

 

小学校から始めた野球も中学・高校と何となく続けている子供が多い。

別にそこには何も言わない。

自分が中学・高校の時に25歳にもなって

フリーライターです!へへへ!」何て言ってる自分は想像つかなかった。

 

高校まで野球をやると「甲子園」という夢舞台を目指す。

甲子園は確かに夢や希望のつまった場所だ。

東の東京ディズニーリゾート

西の甲子園球場

どちらも夢はつまっている。

 

野球しかやっていなかったから大学もいけるかわからない

大学へ行けても野球をファストパスに通過するだけだ。

 

そうした人間たちは

小さな頃に夢として「プロ野球選手」を目指していたことを思い出す。

当時は決して叶わない夢とは思っていなかったはずだ。

 

でも、高校生・大学生になればわかる。

プロ野球選手という仕事の大変さが。

なるにも大変・なっても大変。

チームで輝けるのは先発の9名だけだ。

 

それは僕らも同じ。

振り返ればバカなことをしたと思っていても、当時は無我夢中で追いかけるしかなかったことは多いはず。

 

今日は高校の同級生が結婚式を挙げた。

9時〜19時まで外出し飲んでいて、帰宅後この時間まで記事作成をしている。

偉いわけではない。

やりたいからやっているだけ。

 

この同級生もいつの日か子供を授かるかもしれない。

子供に何を教えてもいいけれど

プロ野球選手」を純粋に目指している時代がなければ真剣に何か夢を叶えることはできない。

 

まとめれば

「バカなことを追いかけられなければ、真面目なことを達成できない」と個人的に思っている。

 

僕は今からプロ野球選手にはなれない。

それは今日集まった陸上部の同級生みんなそうだ。

これからプロ野球選手になれるものは皆無だ。

でも、今日確実に結婚式場で僕ら9名は浮いていた。

 

でも、それでもいい。

だって僕らが出会って9年目だから!